スーパーマリオブラザーズ 【任天堂】
『スーパーマリオブラザーズ』は、1985年に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲームで、大魔王クッパにさらわれたキノコ王国の姫ピーチを助けに行くというストーリーです。ステージ構成は8つのワールドがあって、1つのワールドに4つのステージからなり全32ステージあります。
世界で最も売れたゲームソフトとしてギネスにも認定されており、日本国内で681万本、全世界では4,024万本もの売り上げを記録した、その名前にふさわしい「スーパー」なゲームであり、ゲーム史に名を刻んでいます。
『スーパーマリオブラザーズ』は子供でもクリアできる難易度でありながら、簡単すぎずステージを進めるにつれて歯ごたえのある難易度となっており、幅広いプレイヤーに楽しさを提供しています。ワープで一気にワールドを飛ばしたり、無限1UPで機数を増やすなどの裏技もあり、色々な遊び方を提供していて開発者の心配りを感じさせますね。
このゲームは、その濃密なゲーム内容にもかかわらず、驚くべきことにわずか320キロビット(40キロバイト)のデータ容量で収められていて、この効率的なメモリ使用にはいくつか工夫が凝らされています。
ドット絵の流用: 『スーパーマリオブラザーズ』は、雲や地面の草などのドット絵を巧みに流用しています。これにより、ゲーム内のグラフィックスを効率的に描画でき、メモリの節約に成功しています。
ファイアボールとファイアバーの共通利用: ファイアマリオが投げるファイアボールは、ステージギミックであるファイアバーと同じグラフィックを使用しています。これにより、同じデータを再利用することでメモリの使用量を削減しています。
効果音の工夫: ファミコンのメモリ容量が限られていたため、『スーパーマリオブラザーズ』では効果音にも工夫が凝らされていて、例えば「マリオが小さくなる音」と「土管に入るときの音」で同じサウンドを流用することで、メモリの節約を実現しています。
このような隠れた工夫が、『スーパーマリオブラザーズ』をゲーム史においてエポックメイキングな作品として評価されているのではないでしょうか。
数々のゲーム雑誌でも高評価を得ており、『ファミ通』1000号記念のアンケートでは、読者が選ぶ「未来に伝えたいゲーム」のダントツ1位に輝いています。
久しぶりにプレイしてみましたが、やはり楽しさは健在です。確かに古臭い部分もありますが、操作性の良さはストレスを感じさせずユーザーアビリティの高さには驚かされます。2Dアクションゲームの基本がしっかりと構築されていると感じました。
最近ではニンテンドースイッチでもプレイできるので、昔を懐かしんでみるのも良いかもしれません。もし未プレイの方がいらっしゃれば、ぜひ一度体験してみてください。
最初のクリボーにやられたのはわれながら情けなくて笑ってしまいましたΣ(´□`;)ハゥ
発売日 | 1985年9月13日 |
価格 | 4900円 |
メーカー | 任天堂 |
データー容量 | 320キロビット |
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