オタおじの人生初のゲーム機、「ファミリーコンピューター」通称ファミコンについて話していこうと思います。1983年7月15日に任天堂から発売され、ゲーム業界に革命をもたらしました。当時の子供から大人までを魅了したこのゲーム機は、発売から2003年9月の生産終了までの20年間、数々の伝説を刻みました。日本だけでも1935万台、アメリカでは3400万台、その他の国々で856万台を販売し、全世界で6191万台ものファミコンが愛されました。
ファミリーコンピューター
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 1983年7月15日 |
価 格 | 14,800円 |
AV仕様ファミリーコンピューター(NEWファミコン)
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 1993年12月1日 |
価 格 | 6796円(税込み7000円) |
NEWファミコンは、AV端子対応の廉価版として1993年に発売された、初代ファミコンの価格を約半分に抑えながらも、ゲーム愛好家にとって魅力的な特徴を備えています。
この新バージョンは、小売価格が14800円だった初代ファミコンに対し、わずか7000円という低価格で提供されました。この価格を実現するため、各部で大幅なコストダウンが図られ、デザインも刷新されました。
ファミリーコンピュータ ディスクシステム
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 1986年2月21日 |
価 格 | 15,000円 |
1986年2月21日、任天堂からファミリーコンピュータ用の画期的な周辺機器が発売されました。それが、「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」です。通称「ディスクシステム」と略される
このディスクシステムは、従来のカートリッジに代わる特殊な「ディスクカード」を用い、ゲームをプリすることができた、従来のカートリッジ(ロムカセット)よりも大容量であり、波形メモリ音源の搭載によるサウンド機能の拡張を実現しています。
ディスク内部のゲームを別のものに書き換えるという革新的な機能を持つ「ディスクライター」という専用機器も登場しました。
ツインファミコン(twin famicom)
メーカー | シャープ(株) |
発売日 | 1986年7月1日 |
価 格 | 32,000円 |
1986年7月1日、シャープ株式会社から発売されたツインファミコンは、任天堂のファミコン互換機とディスクシステムの機能をひとつに統合し、ロムカセットとディスクカードの両方のゲームを楽しむことができました。
32,000円という価格は、当時のファミリーコンピュータ(14,800円)とディスクシステム(15,000円)の合計金額よりも高額でした。
ファミコンには、数々の思い出が詰まっています。新しいソフトを開封するワクワク、説明書を読むのが楽しくてしょうがなかったあの頃、そして接触が悪い時にフーっと息を吹きかけてスイッチを入れる行為。また、人が傍を歩く振動でエラーで止まるファミコンへの怒りなど、思い出は尽きません。
ファミコンを支えたのは、なんと1053タイトルものゲームソフト。寂しい子供時代を彩り、僕の盟友となってくれたファミコンソフトたち。そんな魅力あふれるソフトたちを、少しずつ紹介していきたいと思います。
ドンピシャ世代の皆さん、あの頃の思い出を振り返ってみましょう。大好きだったゲーム、思い出深いエピソード、お小遣いを貯めて買ったソフトがくそゲーだった時の衝撃www
など、どんな想い出でも構いません。そして、世代じゃない人たちにも、こんな素晴らしいゲームたちがあったことを知ってもらえることを願っています。
次回は、ファミコンと同時に発売されたローンチタイトルの一つ、「ドンキーコング」を紹介していきます。かつてのファミコンの世界に足を踏み入れ、共に冒険しましょう。
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